少年院から進学

少年院から進学を目指すには

高卒認定試験って?

 

少年院から進学を目指すにはあまり環境は整っていません。
平成16年における少年院の出院者は、全国で5,626人。進路は以下です。
男子

  • 就職決定32.4%
  • 就職希望46.6%
  • 復学(中学校及び高等学校)決定5.1%
  • 進学希望12.0%

女子

  • 就職決定5.3%
  • 就職希望55.4%
  • 復学決定5.9%
  • 進学希望25.7%

となっています。合計で進学を希望している子供は約14%にのぼります。約80%の少年少女は就職を希望しています。しかし少年少女のほとんどの親御さんは進学や復学を希望しているようです。
少年院 進学 

少年院での学習環境

進学や復学で問題視されるのが

高校受験の際の内申書に施設収容の事実が記載され不利な扱いを招く事です。

基本的には進学をする高校に漏洩することはありません。もう1つは学習環境です。高等学校教育の講義を行いうる体制が整えられている少年院は極めて少ないのが現状です。高校卒業者の割合が高い今日においては、高等教育を受けることを望む者には教育を受けることができる体制の確立は必要でしょう。そんな状況を改善すべく平成19年から矯正施設で高卒認定試験が受けられるようになっています。それまでは矯正施設の人が高卒認定試験を受けるにはこれまでは施設の職員が試験会場に付き添うか、教育委員会から試験官を各施設に派遣してもらう必要がありました。受験者は毎年10人程度でした。しかし改正後希望者は収容されている施設で、職員の立ち会いの下、受験できるようになりました。改正後、

受験者は平成25年第1回第2回合計の矯正施設受験者数は累計934人。

飛躍的に矯正施設から高卒認定試験を受ける人が増えています。
少年院 進学 

少年院の高卒認定試験受験対策

少年院では高卒認定試験の対策テキストを使っている院もあります。全くテキストなどは使わず少年院で教えてくれる英語や数学で勉強しいているという院もあります。少年院はそれぞれに決済権があるのでそこの長によって高卒認定の対策環境は大きく異なります。対策テキストなどを入れていない院では親御さんが対策テキストを差し入れるという事もあるようです。

 

まとめ

刑務所では高校を卒業していない収容者が約7割、少年院では高校中退者が約3割。この状態を改善すべく行った変更事項です。しかし実際はまだまだ受験対策の整備は整っていないのが現状です。もしこれをご覧になられている親御さんは高卒認定試験対策テキストを差し入れてみてはどうでしょうか。

 

高卒認定試験って?